66この醤油差しは、1865年より営々と窯の火を消すことなく
受け継がれた窯元「幸楽窯」の4代目徳永隆一が1980年頃に制作し、
現在も世代を超えて愛される逸品です。
当時、醤油差しという容器をプロダクトデザイン化したのは
有田焼でも画期的でした。
通常醤油差しは、表面張力により最後の一滴がタレ落ち、
必ず受け皿が必要になります。
更にそのままの状態だと醤油が固まり、見た目にも悪かった
のです。
これらを解消するために、隆一は何度も試行錯誤を繰り返して
完成させました。
現在、5代目徳永隆信が受け継ぎウサギシリーズ等が展開
されています。
品質を維持しながら長く作り続け、時代を超えて愛されている商品です。
電子レンジ・食洗機にも対応0